資産運用で「スランプ(不調な時期)」は必ず訪れます【事実】

資産運用をしていると、急にスランプ(不調な時期)が訪れます。

なぜか漠然と不安になり、含み損が異常に気になり、最悪なシナリオばかりを想像してしまう感じ。僕も年に数回起こりますが、仕方ないです。

常に最高の運用成果を出し続けるなんて不可能なので、スランプは現実として受け入れつつ、資産運用を続けるしかないですね。

結論から言うと、スランプは避けられないので、『スランプが訪れたときにどう過ごすとよいか』を解説していこうと思います。


資産運用で「スランプ(不調な時期)」は必ず訪れます

悲しい現実ですが、スランプは必ず訪れます。人によっては、とても頻繁だったりします。

スランプ=メンタルの成長痛(筋肉痛)です

スランプは「メンタルを成長させる痛み」なので、受け入れるしかないです。

世間では、「スランプなら休むのも大切」のような意見がありますが、たとえばプロのスポーツ選手、特にトップ層の選手はスランプに陥ったら休むでしょうか?

松井秀喜氏はスランプに陥ったときこそ多くの素振りをしたそうです。イチロー選手も現役時は毎日素振りをしていたみたいですが、スランプの日もたぶん休んでいないはずです。

大切なのは、スランプを受け入れつつもモチベーションは下げないメンタルになることです。

資産運用は『常に含み益であるべき』という勘違い

そもそも論として、スランプで落ち込むということは、ポートフォリオが『常に含み益であるべき』という錯覚を持っているともいえます。

資産運用は不確かな未来を前提にしているので、リスク(変動)があります。大半の人は『資産運用は常にお金が(複利で)増え続ける』みたいな思考を持っていると思います。

でも、現実は違います。

リスクを負ってリターンを得ると、結果論として将来のある時点で資産が増えている可能性が高いかも知れないというだけです。将来のある時点までの道のりはアップダウンあるので、スランプも当然に起こります。

資産運用でスランプから抜け出すためにやるべきこと

基本的には『淡々と続ける』だけです。

でも、どうしても悪いシナリオばかりが頭をよぎり不安になることはあると思うので、僕の経験から対処法をいくつか示します。

スランプの対処方法3つ

  1. 投資プロセスを確認すること
  2. 流行りの金融商品で運用しないこと
  3. メンタルリセットするために休まないこと

投資プロセスを確認すること

スランプに陥る大きな原因としてよくあるのが『含み損益が発生 ⇒ 投資判断に不安を覚える ⇒ 運用前提に不安を覚える ⇒ すべての資産配分に不安を覚える ⇒ スランプに陥る 』みたいな感じです。

このときの問題は「投資プロセス」に絶対的な正解があるとしていることです。

現状が想定したシナリオから大きくズレていなければ、深く悩まずに投資プロセスを確認して不安を払拭しましょう。仮に修正が必要ならすればいいだけです。

僕も肝に銘じていますが、そもそも『絶対的な正解がある』という発想自体が間違いないので、これは要注意です。

さまざまなシナリオを想定しておく(頭の体操)

当初に想定したシナリオに固執するのは、絶対的な正解だと思っている場合があります。

常にさまざまな状況におけるシナリオを想定しておくことで、今のスランプは一時的な事象であり、問題なく不要な不安を持たなくてすみます。

流行りの金融商品で運用しないこと

    これもありがちですが、たとえばインターネットを見たり経済誌などを読むと、『今流行のこれが儲かる金融商品だ』との記事は山のようにあります。

    流行りの金融商品の仕組みを分析したり、リスク・リターンが妥当なのかを確認するのは相当しんどいです。

    なぜなら、流行りの金融商品はリスク・リターンが複雑な傾向にあるからです。

    なので、基本的には「自分が理解できるシンプルな金融商品」で資産運用するべきです。シンプルな金融商品であれば、スランプに陥ってもそれが致命的なのかそうでないのかが比較的簡単にわかります。

    メンタルリセットをするために休まないこと

    スランプなのでメンタルをリセットするために休もうという意見がありますが、駄目だと思います。ちなみに、『休むも相場』という投資格言がありますが、これは意味が違います。

    ただ、メンタル崩壊しそうなくらい追い込まれているなら休んだほうがいいですが、資産運用は一度離れると感覚が鈍ります。

    そして、悲しいことに「休んだからといって、スランプから抜けたり含み損益がプラスに好転するわけではない」という事実があります。

    僕は資産運用が長いので相当数のスランプを経験しましたが、メンタルリセットで休んでも何も変わりませんでした。むしろ、休むことで気になって気になって仕方なかったです。

    結局は、投資プロセスや想定シナリオを確認するほうが不安を払拭できますし、自分の判断に確信を持てたりしました。

    資産運用を通して、ハッピーな人生にしよう

    スランプはシンドい状況ですが、資産運用では必ず訪れる期間です。苦しむよりも「あぁ〜、来た来た」と楽しむくらいの余裕を持つとよいです(言うは易し行うは難しなのですが)。

    SNSをやっている人は、ネタにするのもよいですね。

    僕が思うに、資産運用を続けてきて良かったのは、すべての人が平等で公正に未来は不確かであることです。

    その前提で想定シナリオを考えて、結果論として将来のある時点での乖離幅を明確にできることです(強制的に損益は決まります)。

    投資理論に基づいた合理的で妥当なリスク・リターンであれば、紆余曲折(スランプも含め)それなりの結果は残せると確信しています。

    投資理論に基づく想定シナリオが合理的だと僕は考えていますが、それがすべてではありません。だからこそ、ブログで自分の考えを発信しつつも、数多の投資家の意見も覗きます。

    というわけで、資産運用でのスランプは経済的な損失に繋がるのでシンドイですが、基本的にはスランプの訪れは受け入れつつ、淡々と資産運用を継続するのがベターですね。

    僕もスランプを受け入れつつ、引き続き資産運用でハッピーな人生を生きようと思います。