資産運用で成果がでなくて悩んでいる人に伝えたいこと

資産運用で成果がでなくて悩んでいる人に伝えたいことを書きたいと思います。

 

この記事は、金融機関で資産運用業務をはじめて2〜3年は成果がでなくて悩んだ自分に向けています。

 

資産運用で成果がイマイチの人は読んでみてください。先に、結論を書きます。

 

  • 根拠のない投資理論はやめろ
  • リスク・リターンが大原則
  • 世界に投資する視点
  • 無思考で投資をするな
  • 小さく挑戦して成功を重ねる

 


資産運用で成果がでなくて悩んでいる人に伝えたいこと

上から順番に解説していきます。

 

根拠のない投資理論はやめろ

当たり前ですね。根拠のない投資理論では、成果はでません。

 

資産運用の歴史は長く、リスク・リターン、分散投資、効率的フロンティアなどから逸脱した怪しい投資理論では成果より損失の可能性が高くなると思われます。

 

資産運用でキテレツな投資手法はありえない

一般的な投資家(個人投資家)は、迷惑メールボックスに振り分けられる「マル秘投資法」は、存在しないと考えていいでしょう。

 

あり得るとしたら、「マル秘投資法」を販売するビジネスで稼ぐという詐欺商法ですね。とにかく、楽で、何もしないでほっといてるだけで運用成果がコンスタントにでることはないですね。ただし、経済合理性に基づいた効率的な方法はあります。

 

もちろん、最先端の金融工学を熟知し、高性能システムとマーケット情報端末が完備され、外資系投資銀行でトップトレーダーだった人などであれば、独自の投資手法があるかもしれませんが、多くの個人投資家はそうじゃないですよね。

 

それならば、『基本的な投資理論を、素直に愚直に実行』をしないといけません。

 

書籍などを読み直したり、数値シミュレーションしたり、想定外をなくすためにシナリオを考えたり、時には苦痛を感じつつも粛々と続けます。

そして、徐々に経験が積まれ、知識が蓄積され、成果も出てきたら、それらを根拠に独自の投資理論(大げさなものじゃなくて資産配分のウェイトを変えるレベル)を実行してもいいかもしれません。

 

リスク・リターンが大原則

基本的な投資理論のイロハのイです。

 

リスクとはなにか?リターンとはなにか?

資産運用の世界では、リスクとはリターンが上下(プラスにもマイナスにも)する幅を意味します。

 

大雑把に言えば、期待リターン:5%、リスク:7%ならば「資産運用によって期待するリターンは5%だけど、プラスにもマイナスにも7%のブレ幅があり得ます」ということです。

 

厳密に言えば、正規分布などの一定の前提を置いて、リターン:5%も期待であり実際には3%かもしれないし、7%かもしれない。リスク:7%のブレ幅も実際にはもっと大きくなるかもしれないし、小さいかもしれない。

 

リスクとリターンの話は書籍などでしっかりと抑えておきましょう!!

 

とにもかくにも、不確かな未来や将来なので断定的できないなか前提や過去の実績値からリスク・リターンを把握するわけです。

 

過去と未来は無関係という人もいますし、投資信託などの中でも運用方針ががっちり決められていれば、継続性の観点から過去と大きくブレないと考える人もいます。

 

リスクを負うからリターンを得られる可能性がある

よって、リスクを負うからリターンを得られる可能性があるわけです。ここで間違えてはいけないのは、リスクを負えばリターンを得られるではないことです。

 

あくまでも、リターンを得られる可能性があるんですね。でも、リターンを得たければリスクは避けられない。う〜ん、言葉遊びのようですけど、大切な部分です。

 

僕自身が資産運用の相談を受けたときにお伝えするのが、

 

  1. リスクはないけどリターンはある金融商品(そんな美味い話はない)
  2. リスクはあるけどリターンはない金融商品 (そんな詐欺商品はある)

です。

 

もう少し詳しく説明すると、金融商品のリスク・リターンを投資家同士で引き受け合うことで価格が決まるわけです。

 

よって、

 

仮に1.の商品が正当な形で存在するなら一般の個人投資家が巡り合う可能性はほぼゼロでしょう。逆に、2.の商品は言葉巧みに世の中に存在しますね!!

 

2.の商品は、こちら側が基本的な投資理論を知らない場合と一般的な常識から考えてもあり得ないだろうという場合がありますので注意が必要です。

 

さて、少し話がずれましたが、リスクを負うからリターンを得られる可能性があり、リスク・リターンが判断できる金融商品で資産運用すれば成果も向上するでしょう。

 

世界に投資する視点

かなり長くなってしまいましたね。ここまで読んでいただきありがりがとうございます。

 

あなたの資産運用の範囲は?

日本市場(株、債券、不動産等々)だけで資産配分していませんか?

 

資産運用は、会社勤めのサラリーマンと違い物理的な範囲はほぼありません。日本以外のアジア、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカなどに日本に居ながら投資できるのがメリットです。

 

ここでは細かい資産配分の話はしませんが、日本だけに円だけで資産運用をするのではなく世界に投資する視点を持ちましょう。

 

投資信託やETFを活用すれば難しくはないです。成長市場で資産運用すると成果が出る可能性が高まります(もちろん、リスクもありますよ)。

 

無思考で投資をするな

書籍やインターネットで「こうすれば後は何もしなくても稼げる」などのタイトルや情報が流れています。

 

正直、何もしなくも(無思考で)成果が上がるなら金融機関で手法が採用されているでしょうし、そもそも、そのような美味しい情報を書籍なんかにしないでしょう。

 

究極的には、一つ一つの金融商品に投資した意図は明確にしておくべきです。というか、リスク・リターンで考えていれば明確になっているはずですね。

 

「流行りだから」とか「経済誌に載っていたから」とか「テレビで経済評論家がコメントしたから」とかで投資をすると痛い目にあいますよ。

 

最後は自分で判断しましょう。なぜなら、運用成果は良くも悪くもあなたが負うのですからね。

 

小さく挑戦して成功を重ねる

とにかく、小さい挑戦から成功を重ねて経験を積んで知識を蓄えましょう。そして、徐々に自分のスピードで大きくしていきましょう。

 

小さく産んで大きく育てるのです。

 

大きな投資額で勝負をする博打打ちのような行動はNGです。致命的な損失を負う可能性がある投資はリスク許容度を理解していない証拠であり、愚の骨頂ですね。

 

運用成果を塵が積もるようなイメージを持つとよいです。

 

【おまけ】継続と改善を続ければ成果は期待できる

というわけで、資産運用を継続して改善していきましょう。

資産運用で成果を出すための本質論

最後にもう一度。

 

  • 根拠のない投資理論はやめろ
  • リスク・リターンが大原則
  • 世界に投資する視点
  • 無思考で投資をするな
  • 小さく挑戦して成功を重ねる

 

資産運用においては、これが大切です。

 

ビジネスも同じですね。このあたりを意識してメンタルを安定させながら、粛々と実行すればよいと思います。