わからないなら投資理論を素直に実行するのがよい【真似るは学ぶ】

わからないときは、基本に戻るを原則に投資理論を素直に実行した資産運用をしてきました。

 

資産運用(もしくは株式市場など)は理論どおりに動かないと言われたりしますが、わからない(≒経験や知識がないに等しい)のに感覚や信じるに値するのかさえ不明な人のアドバイスを鵜呑みにするほうがよほど危険です。

 

わからないなら、原則的には投資理論を素直に実行するほうがよいです。そのようにすれば経験や知識を徐々に得られるうえに大きな損失を負うことも少ないです。

 

結果、資産運用を長期に続けられるはずです。

 


わからないなら投資理論を素直に実行するのがよい(真似るは学ぶ)

 

よくよく考えれば、「投資理論は、シンプルで本質」なのです。

 

自分を信じる=トンデモ理論になりがち

 

はじめての資産運用では多くの人が、新聞やテレビの経済ニュースなどから得た情報を基に判断となりますよね。もっと言えば、その情報に自分の感覚や経験などをプラスしたりすると思います。

 

冷静になればわかりますが、新聞や経済ニュースは必ずしも一次情報とは限りません。発信元の意図が組み込まれた情報となる可能性もあります。

 

また、独自分析が投資理論とかけ離れた場合にはトンデモ理論となったりします。独自理論の構築は大切なのですが、右も左もわからないときには危険だったりします。

 

資産運用におけるトンデモ理論は、インターネットの世界では多いですよね。

 

なんとなくで判断すると、トンデモない結果を招く可能性がある

 

経験や知識の蓄積により、意図的に逆張り(多数意見とはあえて反対)にするのはリスク・リターンを理解しているうえでの判断です。

 

ただ、なんとなく逆張りが儲かるからという浅知恵で実行すると、あとあとでトンデモない結果を招く可能性があります。

 

なんとなく判断は非常に危ういのです。

 

結果に納得できる方法がいい

 

資産運用においては、結果がすべてで、利益も損失もあなたが負うんです。ならば、どんな結果でも納得できるほうがいいと思うんですよね。

 

そういう意味で、

 

  • 経済合理性に反していないか?
  • 効率的な方法になっているか?
  • リスク・リターンは整合的なのか?

 

は最低限押さえておく必要があると思います。

 

なぜなら、理由は簡単で、「経済合理性に反した非効率的でリスク・リターンが非整合的な資産運用は間違いなく損失を被るから」です。正しい投資理論であればそれは避けられます。

 

少し難しい話になりますが、投資家は世の中の『歪み』をチャンスと捉えて投資をします。上記の3点はわかりやすい歪みですね。

 

機関投資家(プロ投資家)は、投資理論から外れない

 

僕が機関投資家として長く資産運用に関わっていますが、運用資産が何千億円や何兆円の規模になっても投資理論を基に資産配分計画を決めています。

 

これは、例外はありませんでした。

 

結局、プロ中のプロである機関投資家でも投資理論を基にしているのに個人投資家が投資理論を無視した資産運用を実行しても失敗する確率のほうが高くなると思います。

 

無論、あえて逆張りするという考え方はありますが、それさえも投資理論に基づいていなければ逆がなにかわかりません。

 

資産運用で博打をしても、仕方ない

 

そもそも、冷静に考えれば、根拠のない資産運用は博打に近くなります。

 

FX(外国為替証拠金取引)の円対外国通貨で考えると、円高か円安を予想して運用資金を動かすわけですが、投資理論(経済指標も含め)に基づかなければただの丁半博打と変わりません。

 

そんな丁半博打に永遠と勝ち続けられるはずがありません。それに、これでは負けたときに原因もわからずお金を失うだけで何も得るものがないです。

 

尚、個人的にはFXは資産運用手段としてはオススメしないです。これはまた別の記事で書こうと思います。

 

シンプルな方法だと修正もシンプルになる

 

投資理論は確立されているものであれば、ほとんどがシンプルです。よって、修正が必要になったときもシンプルな方法で対応ができます。

 

何事もシンプル・イズ・ベストです。

 

シンプルな投資理論を継続することで、いつの間にか、

 

  • 経験値
  • 知識量
  • 判断力

 

を蓄積することができます。

 

この3つがどんどん自分の中に増えることで走りながら修正する精度も高くなります。SNSなどを利用するのも良いですね、ただ、SNSは有象無象の世界なので気をつけなければいけません。

 

というわけで、シンプルな投資理論を基にするのがどんな時代も有益をもたらすはずです。

 

投資理論は、書籍から学ぶのがよい(真似るは学ぶ)

 

結論は、「書籍から学ぶ(真似る)べき」だと思います。

 

アドバイスの多くはポジショントーク

 

人は、自分にとって都合のよいアドバイスをします。

 

  • 株式投資家 ⇒ 株式投資は儲かる
  • FX(外国為替証拠金取引) ⇒ レバレッジ取引で大きく儲かる
  • インデックス投資家 ⇒ アクティブ運用より儲かる

 

つまり、聞く相手の属性によりアドバイスを聞く前から「相手が何を言うかはおおよそ想定可能」だということです。

 

僕は、金融業界で働く研究室のOBに就職の相談をしたのですが、そもそも金融業界にいる人で、資産運用業務をしていれば、『金融や資産運用のビジネスにポジティブな主張をするはず』ですよね。

 

たまに、金融業界にネガティブな要素を含む人もいますが、最終的な結論はポジティブになることが多いです。

なかなか、自分が身を置く業界を完全否定できないし、する必要もないですよね。プライドもありますしね。

人は都合の良いポジショントークをする本能を持っている生き物です。

 

利益相反もしくは利害関係のない人からのアドバイス

 

避けたほうがいいのが、あなたの判断によって利益を享受する人にアドバイスを求めることです。なぜなら、あなたの利益を最優先するとは限らないからです。

 

  • 金融商品販売者の本音 ⇒ A商品は怪しいからやめたほうがいい
  • 金融商品販売者のアドバイス ⇒ A商品はオススメです

 

A商品を販売量が増えると販売者の利益(メリット)が大きい場合には、上記のようなアドバイスを受ける可能性があるからです。

 

ここで大切なのは、このような状況になる可能性に身を置かないことです。

 

たまに、「金融機関(ファイナンシャルプランナーも含む)でも顧客のために親身にアドバイスする人はいる」との発信がありますが、そんなのわかっています(というか、本来は当たり前でそんな発信する必要がある状況が問題)。

 

もう一度いいますが、利益相反もしくは利害関係のない人からアドバイスをもらえれば余計な心配は、そもそもないんです。

 

最終判断は己で、書籍やインターネットからは投資理論だけを得る

 

僕は過去も現在も未来も、資産運用の最終判断は己でします。なぜなら、人に依存して落ちていった人を多く見たからです。

 

書籍を中心に、インターネットなどで投資理論を探して実行してきました。

 

理論的が中心の書籍とエクセルなどで実際にモデル構築ができる実践的な書籍をバランス良く読んでいます。たまに、筆者の主張(ポジショントーク)が強い書籍もありますが、それはそれで理解したうえであえて読んだりもします。

 

インターネットでも投資理論を学べますが、その真偽を判断する能力は別途必要になりますね。

 

対面でアドバイスを受けるのが不要な時代だと思います。書籍を読みインターネットを見て、速やかに行動するだけです。

 

『投資理論+自分の思考 = 独自の資産運用手法』かなと思う

 

というわけで、つらつらと書いてきましたが、わからなければ投資理論を素直に実行するのがよいです。

 

これは今でこそ言えるのですが、投資理論を素直に実行しながら自分の思考を鍛えていくと、多くを得られます。そうすると、不思議なことに投資理論と自分の思考を組み合わせた資産運用手法を閃いたりします。

 

投資理論という型を真似て学ぶうちに、型を破る方法を身につけたり閃いたりするんです。そして、実際に型破りな独自の資産運用手法が出来上がったりします。

 

それは決して画期的な革新的なアイディアではなく、既存の組み合わせだったりもしますが、それでもいいんです。なぜなら、目的は資産運用を長く続けることだからです。