好きこそものの上手なれで『歪み』を捉えて投資を楽しんでみては?

資産運用を楽しむために何かひとつ詳しい資産を持つのは、長期運用における資産クラスの幅を広げる時に役立つことになります。

僕は、実物(不動産、絵画、貴金属、アンティーク等)などへの投資は経験も少ないですし、不動産以外はほとんど知識もありません。

これは性格にも起因していますが、実物の価値を見極めることに魅力を感じない、流動性が著しく低い資産のリスクセンシティビティを高く捉えているのだと思います。結果、これらの資産は保有をしていません。

逆に、有価証券(株式、債券等)などは経験も豊富ですし知識も磨き続けているのである程度の肌感もあります。また、有価証券投資は証券そのものを手にすることはなく、電子的なやりとりだけなのも大きな理由かもしれません。

仮に、数千万円や数億円の現金を実際にやりとりしながら投資や資産運用をするとなったら、今と同じ行動は取れないと思います。エクセルなどのスプレッドシートに載っている数字だからこそ、大胆かつ迅速に判断ができることは間違いないです。

資産クラスでなくても、自動車、美容、教育、食品の各分野での知見があれば資産運用に十分活かせます。最近は、その業界で働いてる人よりも趣味人のほうが詳しいときもあります。

詳しくなれば、詳しくなるほど、構造上の欠陥や歪みを捉えることができ、それが投資や資産運用に繋がります。構造上の欠陥や歪みは時間の長短はありますが修正される方向に動くのは間違いありませんから。

また、もうひとつ重要なのは苦手で困難な資産を必ずしも諦める必要なないということです。

不動産の実物投資はしておりませんが、不動産投資信託(REIT)は保有しています。不動産のリスク・リターンは欲しいので有価証券での保有をしているということです。

金(きん)であれば、貴金属を実物購入しなくても金(きん)相場に連動したインデックス投資は可能ですし、穀物や石油なども同様のことができます。

世界への長期での分散投資(サラリーマンであればドル建てがオススメ)が原則的な投資スタイルとしていちばん良いと考えますが、自分の詳しい資産の保有比率を上げるのは決して悪い行動とは言えません。

ただし、利益確定と損切り水準は厳格に設定しないと、思い入れが強すぎて対応が遅くなり失敗する話は多いです。